妹だけどお姉さん
うちには男の子と女の子の双子の兄妹がいるんですね
息子には少しハンデがあるので尚更なんですけど成長面では常に娘が一歩リードする形でした
たとえば寝返りからはじまりお座り、つかまり立ち、歩き始め、言葉を発する時も娘が先で息子はそれを見ながら「僕も頑張ろう」って思いながら娘の後を追いかけていました (きっと)
少し言葉が分かって来た頃から娘のお世話好きが始まり、いつも息子を助けてくれました
それこそご飯を食べてる時に口元が汚れていると拭いてくれ着替えも手伝ってくれるしオムツが汚れている事も教えてもくれました
息子の言葉も正直言って娘がいつも話しかけてくれているから少しずつ覚えて来たんだと思います
そして息子も妹の陽菜ちゃんが大好きでまだ喋れない頃もいつもニコニコしながら陽菜ちゃんの後をついて歩いてました (これが本当に可愛すぎる)
二人は本当に仲良しで何をするのも、どこに行くのも一緒で(まあ双子なんで当たり前ですがww)
どちらかが少し見えないとすぐ
「悠は?」(これではると読みます)とか
「陽菜は?」ってお互いを必ず探します
全く違う遊びをしていても ふっと気になるみたいで辺りを見渡していると安心するのかまた遊びだしていました
この頃はまだケンカもしたことなんて有りませんでした
双子って凄い絆なんです!
以前あったエピソードで悠は5歳までずっと坊主頭だったんです! 男の子だし 汗っかきで大変だったので私が毎回バリカンで刈っていたんですけどこれが物凄く嫌がるんです
逃げるし大泣きするし力いっぱい抵抗するはで毎回親子でバリカンの後はぐったりでした…
しかもその度に妹の陽菜が必死にパパを止めに来てこっちも大泣きしてしまうので部屋を変えたり ベランダでやったり 外でやったりしたこともありましたww
最終的には実家がすぐそばあるので陽菜をそちらに預けて悠の頭を刈ることにしたのですが 実家で遊んいたはずの陽菜が突然
「悠が泣いてる!」って陽菜も泣き出し
「悠君助けなきゃ」と実家を飛び出してきた時は流石にビックリしたのと二人の絆の深さを感じずにはいられませんでした (息子の為に坊主にしただけなのに凄く申し訳ない気持ちになったのは何故…)
離れるとくっつこうとするし くっつくとケンカばかりの二人ですが
二人だけの世界があり、また親の私達にでさえ理解できない不思議な時間軸の中にいる時があります
幼い頃はとくに多く それこそまだハイハイくらいの時 どちらかが泣いているとそっとそばに来て優しくトントンしてくれたり ぎゅってしてくれたりそんな二人を少し離れた所から眺めたりしているのが私は凄く好きで この二人には会話なんていらなくてただお互いの事が大好きで悠には陽菜が必要で陽菜にも悠が必要なんです 親は少し離れた所から様子を見て危険を感じた時にだけほんの少し手助けをしてあげれば良いのではないのかなって私は思います
最近では男の子の遊びと女の子の遊びが違うので少し大変ですが二人で話し合って交代で好きな遊びをしています そのうちお互いの遊びの中に自分の好きなものを取り入れたりしてぐちゃぐちゃになっているときもしばしば…
ある意味 子供は遊びの天才で無ければ大人の想像出来ない物を使って代用しているので途中からパパが参戦する時 全く何をしているか分かりません
そんな時は素直に「教えて」って言うと
「しょうがないなぁ」ってパパと遊んでくれます(これがまた面白い!)
この続きはまたにしたいと思います。
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