発達障害児を育てる親の心境

息子の成長

わかっていても比べてしまう時がある

時々自分の子供と他のお友達を見ていると

ついつい比べてしまう時があります

もちろん人それぞれ違う事も分かってます

ましてや比べるなんて良くない事など百も承知です

でも見てしまうんです

比べてしまうんです

それが嫌で公園に行っても遊んでいる子供が少ない所や小さい公園に行って自分の子供たちだけで遊ぶ事が多くなってきました

近所に同じ位の子供もいたのですがあまり遊ぶ事もしないで 会っても挨拶程度にして少し離れた公園に向かう

そんな事をしていました

息子が発達支援センターと保育園の併用で毎日楽しく通わせてもらっている中 さらに病院の療育学習にも行って少しでも息子の成長の手助けなればと思い自分なりに出来る事はしてきました

(この時 自分の方が周りの目を気にし過ぎていました)

ある出来事がきっかけで少し変わりました

発達支援センターで行われたプール参観の時

お友達と楽しそうに遊んでる息子を見ていると一人の男の子が私の側に来て手を繋いでくれました

先生が 「ごめんなさいね この子大人の人が大好きなんですww」

と言ってまたプールに連れて行きました

正直少しビックリしましたがその男の子の行動で私の考え方が凄く偏った考え方だと気付かされました

みんなで仲良くする事の大切さを親の私が子供に教えてあげなきゃいけないのに…

(子供に大人の私が教えられてどうすんだ!)

その後また男の子が私の手を繋いできました

今度は私も男の子の手を握り返して一緒にプールで遊びました

(息子がやきもちを妬く位みんなと遊びましたww)

それからです

息子と他のお友達を比べて見てしまう事を悪い事と思わず

むしろ自分の息子と他のお友達の違いは何なのか

息子に足りない事は何なのか

息子の良い所をどんどん伸ばすにはどうすれば良いのか

色々なお友達を通じて息子や私自身も学べる事は沢山あるのではないかと思える様になりました

正直これが正解なのかは分かりません

でも周りを見ないふりをして何も行動出来ないよりも息子と私自身少しでも成長出来るように前向きになれたのは確かです

保育園の先生や発達支援センターの先生などに積極的に話を聞いてどの様な活動をしているのか学び

家で取り入れられる事はどんどん試して見て

また先生方に報告してを繰り返す

これがダメなら次はこの方法を試す

を意識しているうちに段々成果が表れて来ました

今まで人の少ない公園やお友達とのコミュニケーションを避けていた頃とは違い積極的に遊びに出られる様になりました

あの時私の手を繋いでくれたお子さんに感謝しかありません

(本当にありがとう)

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