ダメな日の息子の通学

息子の成長

ルーティンが崩れた時に起こる

小学校の通学にも馴れてきて到着時間も早くなって来た時の話です

朝からいつもの感じでダラダラ準備をしている子供達に

「早くお着替えしなさい!」

って少し怒り気味のママの声が響き

これ以上はマズイと思い

子供達のお着替えを手伝うパパの一言が始まりでした

「早くしないとお兄ちゃん行っちゃうよ」

息子のやる気スイッチが入り何とか朝の準備が終わりました

出発の時間になり外に出た息子の一言が

「お兄ちゃんは?」

「お兄ちゃんいないねw」

「さっ! 行こ!」っと普通に言うパパに息子が

「ヤダヤダ!」

始まりました もう進みません

さっさと先に行く娘に引っ張られる形で少し歩きましたがダメでした

「お兄ちゃんは?」「もうヤダパパ嫌い!」

オンパレードです

道に座り込み抱っこしても嫌がり最悪でした

手を引っ張った所で先に進めそうもないので

「お兄ちゃん先に行ってるかもよ!」

と言って何とか渋々歩き出す息子にホッとするパパ

5分も経たないうちに座り込みました

半分あきらめ一緒に座って少し様子を見る事にしました

キョロキョロする息子の頭を撫でて落ち着かせ

「先生もお友達も待ってるよ! 行こうね」

それでも「お兄ちゃんは?」と探す息子に

大好きなお兄ちゃんの事を使って息子のやる気を出させてしまった事に深く反省しました

自分が楽して息子をコントロールしようとした罰です

後先考えないでお兄ちゃんを使って

もしお兄ちゃんに会えなかったらどうなるか?

くらい考えないと行けませんでした

(本当にごめんなさいm(_ _)m)

さらに申し訳ないのが娘です

娘は何も悪くないのに一緒になって息子を励ましてくれています

(娘からしたら ただのもらい事故です)

そんな娘に感謝しながら2人掛かりで息子を歩かせました

ここに来て更に追い打ちです

少しずつ歩いていると今度は娘がやらかしました

突然戻り始めたのです!

「ちょっ ちょっ どうしたの?」

呼び止めるパパに娘が

「今日はこっちの道で行きたい!」

って言いながらさっさと行ってしまいました

慌てて息子の手を引きながら娘を追いかけて行く事になり愕然とするパパ

案の定 息子は行こうとしません

ただでさえ決まった道しか歩かない息子に

違う道を行こうなんて論外です

でも先に行ってしまった娘をほっとく訳にも行きません

パパの無い頭をフル回転させ出て来た言葉が

「あっちに何か面白い物がある見たいだよ!」

フリーズする息子…

しょうがないので抱っこして娘を追いかける事にしました

少し行った所で娘を捕獲!

娘に違う道に行った理由を聞いて見ると

「だって他のお姉ちゃん達がこっちに行ったから私も行って見たくなったのww」

(気持ちは分かるけど今日はダメだろ)

本来は通学路ではないのでダメなのですが

車の交通量は少ないし途中まで来てしまったのでこのまま進む事にしました

いつもとは違う景色を見ながら半分あきらめムードのパパですが

息子が思ったより進みます!

息子の 「ここ見た事ある〜」の一言で思い出しました

以前車で通った事のある道だったのです

「えらい えらい! 良く覚えていたね」

息子を褒めながら3人で歩いていると元の通学路に合流してひと安心!

何とかいつもの3倍時間は掛かりましたが小学校に到着

どっと疲れが出ましたがパパは会社に遅刻しそうなので走って家まで帰りました

今回の事で、発達障害の息子のルーティン

崩れると大変な事になると思い知りました

(そんな事は前から分かってただろ…)

それと同時に親からすると大した事ではない言葉でも

子供達にとっては凄く重要で楽しみにしている事があるし

こんなつまらない事で息子を傷付けてしまって申し訳ないと思いました

(パパも子供たちに負けない様に成長しなければ行けないと思いました)

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